安定性の高い可溶性トウモロコシ繊維

食物繊維とは、食物から得られる、人間の小腸で消化・吸収されない生理機能を有する炭水化物のポリマーを指します。研究によると、食物繊維は脂質異常症、高血圧、肥満、糖尿病、末梢血管疾患、冠状動脈性心疾患、脳卒中のリスクと負の相関があることが示されています。難消化性デキストリン（RD）は、粘度が低く水溶性が強いため、機能性食品や飲料に広く使用されている可溶性食物繊維およびプレバイオティクスです。 RD は小麦またはトウモロコシに由来しており、α-1,4 およびα-1,6 グルコシド結合が豊富に含まれています。

現在、難消化性デキストリンは中国、欧州、米国、日本など約40カ国で使用が承認されている。難消化性デキストリンは、日本において栄養強化剤として広く使用されており、厚生労働省の特定保健用食品素材に指定されています。米国食品医薬品局 (FDA) はこれを一般に安全な物質 (GRAS) として認めており、摂取量に制限はありません。 2012 年の保健省告示第 16 号では、難消化性デキストリンが一般的な食品としてリストされており、さまざまな食品に無制限に添加することができます。